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整体院開業までにするべきこと!必要期間は?

まずは何をすればいいの?自分の整体院を開業するためには

よし、
自分の整体院を作る計画を立てるぞ!!

んーー。
何から考えればいいの?

そうなってしまわれる方が多いと思います。
実は私もそうでした^^;

今回は私の実例も交えながら、
整体院開業までに行うべき事柄を書いていきたいと思います!

するべきことは何があるの?

まずは開業までに行うべき内容を挙げてみたいと思います。

・事業内容の計画(事業計画)の決定
・資金計画(予算)を立てる
・営業を行う場所(賃貸物件)を探す
・事業計画を元に、内外装工事の内容を考える
・資金の調達
・賃貸契約する
・広告宣伝
・内外装工事に入る
・必要備品の搬入
・整体院オープン

だいたい以上です。
たくさんやるべき事があって不安になってしまうかもしれませんが、
一つ一つしっかりと考えていけば大丈夫です!

何から考えていけばいい?

まず考えるべきは、何よりも大切なこと。
「自分はどんな整体院をしたいのか」
それを考える必要があります。
それが「事業計画」です。

頭で考えているだけでは、順番に忘れていってしまいます。
必ず紙に書き出し、書き溜めていきましょう!

このコラムでは、
事業計画が完成しているという程で内容を進めていきたいと思います。

事業計画の考え方は、
また別のコラムでご紹介します。

それではこの後からは、
事業計画以降の動きを順番に考えて行きましょう!

資金計画(予算)を立てる

資金計画(予算)の内容に盛り込むべき内容は、
・賃貸契約料
・改装費
・備品購入費
・広告宣伝費
・営業運転資金
となります。

これらの金額を合計したのが必要となる「開業資金」です。
できるだけ余裕をもった計画にする事がおすすめです。

営業を行う場所(賃貸物件)を探す

賃貸物件を考えるのに必要な内容は、
・立地
・広さ
・金額
・設備
です。

自分が来て欲しい方(ターゲット)が通いやすい立地はどこか?
ベッドは何台置きたいか?待合室は必要か?
いくらくらいがいいか?いくらまで出せるか?
どんな設備が必要?トイレ、給湯室、駐車場○台。

あなたが決めた事業計画に沿って条件を考えてみましょう。

事業計画を元に、内外装工事の内容を考える

内外装工事を行う時に、みつけないといけないのが「施工業者」さんです。
自分で工事内容を考えられない場合には手伝ってもらわないといけません。

また、考えてもらうにしても、業者さんによって得意・不得意があるので、
感覚、イメージが合う方を探しましょう!

もちろんですが、工事内容をこだわれば値段は高くなります。
予算と相談して、良いバランスで考えて行きましょう。

 

資金の調達

資金の調達は大きく3つの方法があります。
1.自己資金
2.身内等から借りる
3.金融機関等から借りる

自己資金が一番スムーズです。
しかし、無い場合には借りることが必要になります。

その時に必要となってくるのが、
「事業計画書」と「見積もり」です。

身内や友人などから借りる場合には、
事業計画書が無くても、関係性だけで貸してくれるかもしれませんが、
銀行や日本政策金融公庫などはそうはいきません。

「あなたの計画はしっかりしているか。信用できる人柄なのかが大切になってきます。」
しっかりとした事業計画書を作成しましょう。

また、資金計画は曖昧ではいけません。
根拠となる書類「見積もり」を業者さんなどから取得する必要があり、
それを元に算出していきましょう。

その2つがあって、資金調達ができます。

賃貸契約する

資金の見通しが立てば、
次は行動を起こして行くことになります。

「 賃貸契約 」です。

契約後から工事が入れるため、
工事期間を考慮して契約のタイミングを考えていきましょう。

フリーレント(無料賃貸期間)を設けてくれている物件もあるので、
交渉の時には、ダメ元で絶対聞いてみましょう!
もしもらえればラッキーですね♪

広告宣伝

今、とっても強いのが「ホットペッパービューティー(株式会社リクルート)」です。

世の中の動きを考えると、掲載することがおすすめですが、
掲載までの「タイムラグ」があることに注意です!

契約 → 内容を決定 → 掲載

という流れとなりますが、
掲載のタイミングは「ホットペッパービューティー側にも都合がある」ことを忘れないようにして下さい。
ですので、
場所(住所)が決まったらすぐに動き出しましょう!

他の広告媒体に関しても同様と考えられると良いと思います。

内外装工事に入る

賃貸契約をしてしまえば工事に入ることができます。
施工に関しては、基本的に業者に任せるしかありませんが、
いざ工事に入ると、位置をずらしたいなどの「変更点」が見えてきます。

前もってイメージを膨らませ、
導線(お客さまや自分の動きの流れ)をよくよく考え、
その場で変更を入れていかなければならないことが多々あります!

こまめに現場には行くようにされるのがおすすめです。

必要備品の搬入

工事が完了すると、
次はベッドやテーブルなどの備品の搬入となります。

工事の状況を見ながら、
備品購入のタイミングを考えましょう。

配置が完了すれば、開業日を迎えられる準備が整います。

開業までの期間の考え方

開業までの期間の考え方は「 逆算 」して考えていきましょう!

開業日

備品搬入日

工事必要期間

賃貸契約日

資金調達に要する日数

その前段階で必要な日数

このような感じです。

完成までにどれくらいかかった?

これは私が10年前、
実際に開業をした時の例です。

突然開業すると決まったので、(正確には開業しないと生活できない状況となったので)
いろいろとギリギリで計画が進んで行きました。

開業日は「 6月3日 」
備品の搬入は「 4日前 」
工事期間は「 1ヶ月半 」
賃貸契約は「 開業2ヶ月前 」(1ヶ月のフリーレント期間有)
東京から石川県金沢市に帰ってきたのが「 4月 」
賃貸物件は「 3月中 」に通って探した
資金調達は「 自己資金 」
事業計画は独立しようと決意した時、10月からなので「 8ヶ月 」

つまり私は、開業日6月の8ヶ月前から動き出した形となります。

必要期間をどれくらいと考えておくべき?

今思い返したとしても、
実際「賃貸契約」のタイミングは「2ヶ月前」で変わらないだろうと思います。
資金に余裕があれば3ヶ月前の契約ともできますが。。

ですので、
その以前に、行動のタイミングを詳細に考えておくことが、
計画の余裕を生む秘訣と言えます。

事業計画を考え始めるタイミングは、
「勉強をスタートした段階から」始めた方がいいと思います。
資金の借り入れが必要な場合にはなおさらです。

まとめ

開業するためには、「計画すること」「行動すること」が多くあります。
全部を自分で行うのはなかなか大変です。
むしろ逆に、全部自分でしようとは考えてはいけません!

迷わず人(業者)の力を、ふんだんにお借りしましょう!
内装の相談は工事業者に。
事業計画・資金調達の相談は商工会議所や日本政策金融公庫、銀行などに。
すでに開業している友人・知人がみつかればとても心強いですね!

これだけは頭にいれておいて下さい。
「どんなに考えても、計画には完璧がありえません。」
その時その時に、柔軟に対応していくという意識が必要です。
そして、
時間と心には余裕を持って何事も臨んでいきましょう。

それでは最後に、
とっても大切なことをお伝えしたいと思います。
これは、私が身を持って感じたことであり、
本当にそのようにして良かったと、今思い返しても痛感していることです。

『最初の事業は、小さく始めましょう』

最後までコラムをご覧頂きありがとうございました。

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