COLUMN

  1. HOME
  2. ブログ
  3. コラム
  4. 【接客対応編】整体院開業。予約でいっぱいになるための接客方法

【接客対応編】整体院開業。予約でいっぱいになるための接客方法

ただ何となく接客している。そんなの絶対よくない!

インターネットを見てお客さんが来店して下さいました。
「よし!ぼくの良い所をいっぱいアピールしないと」

開業したては勢いも良く、
自分の整体院の良さを知って欲しいの一心で、たくさんお話しをしてしまうものです。
しかし、
きっとその方の2回目は無いでしょう。

そうならないために、
接客の仕方を考え、練習し、身に付けておく必要があります。

お客さんはなぜ来てくれた?

なぜ来てくれたと思いますか?
少し考えてみましょう。

答えは
「自分の悩み、不都合を解消して欲しいから」です。

あなたの良い所、自慢を聞きに来たわけではありません。
そんな話を長々と聞かされたと自分でも想像してみましょう。

次、行きますか?

自分はどう対応するべきなのか?

どうするべきだったか。
その答えは、
「どこに主語を持ってくるか」です。

主語「自分」
私はこんな技術によって腰痛を改善していきます!

主語「お客さん」
検査してみたところ、◯◯さんの腰痛は◯◯からきていると考えられるので、
◯◯を改善していきますね!

どんな違いを感じられますか?
業種を変えた例えをしてみたいと思います。

主語「自分」
当店では今このジャケットがオススメです!いかがですか?

主語「お客さん」
お客さんのスタイルにはこの色のこのジャケットが似合うと思います!

アパレルで例えてみる方がわかり易いかもしれませんね。

整体院に来るお客さんは
「自分の悩み、不都合を解消して欲しいから」来ているのです。

そんな私の悩みを主語にして、
その改善方法を提案してもらえたら、
信頼を持って任せられそうですよね?

初回対応で行うべきこと

実は、行うべき事は整体院によってそれぞれ違います。
その違いは、
「お客さんに今後どうしてもらいたいか」
その思いがお店によって違うからです。

私の場合は、
「ベースとなる骨盤や背骨などの骨格を、
6回かけて根本から整え、良い状態に作り替えていきたい」
という信念があります。

そのため、初回対応では、
その大切さを体感して頂き、必要性を理解してもらう事により
「回数券の購入」に繋がっているのです。

あなたが、お客さんの悩みを解消するために必要な、
「今後どうしてもらいたい」は何ですか?

その方向性が決まったら、
そこへと導くための具体的に流れを作っていきましょう!

重要なのは「目」と「耳」と「体験」

記憶に残りやすくするためには、
「見ること」「聞くこと」「体感すること」
この3つの組み合わせが必要です。

特に、
「男性は目で恋をし、女性は耳で恋をする」
と言われるくらい性別に違いがあります。

あくまでこれは統計です。
男性でも耳、女性でも目という場合があることを考慮すれば、
組み合わせておく事の重要性を感じます。

「感じること」というのは、
施術前と施術後の「ビフォーアフターの体験」をしてもらう事です。

・さっきまで痛かったのに痛くない。
・上がらなかった肩が上がった。

など、否定できない現実を体感してもらう事により、
あなたの施術に対する信用度はグッと高まります。

目:説明の資料を用いて
耳:言葉で分かりやすく伝え
体験:体感により信用を得る

この3つの組み合わせにより、
リピート率が向上する事でしょう。

イメージがとても大切です

残念な事に、
どんなに頑張っても記憶には残らなかったりします。
すごく頑張って説明したのにもかかわらず。

しかし、人の脳はそういうものだという事をインプットしてしまいましょう。

説明が記憶に残らなくても大丈夫です。
その先に大切なのは、
「ここに通えば良くなりそう」
そんなイメージが生まれれば100点です!

忘れてしまうもの

とても勘違いしてしまいがちな事があります。
それは、
「1回伝えたからもう大丈夫」
という勘違いです。

つまり、
「人は1回じゃ覚えられません。」
という事です。

伝えたい大切なことは、
「さりげなく」「繰り返し」
会話の中に含めていきましょう。

そして、今さっき説明した事を
お客さんが「そうでしたか?」と忘れても
「そんなもんだ」と寛大に許せる心を持って
何回でも説明していきましょうね!
↑これは、覚えておいて頂きたいとても大切な事です。

あなたの見た目は大丈夫?

どんなに丁寧に寄り添う説明をし、
最高の施術パフォーマンスができたとしても、
見た目に不潔さがあれば「全てが無」になります。

「清潔感」これがとっても大切なキーワードです。

鏡の前に立ち、
上から下までじっくり見つめてみましょう。

見た目は大丈夫ですか?
そして、臭いも気にしましょう。

正直自分ではわからないものです。
何人かに聞いてみるのもおすすめです。

ちょっと気にすれば改善できる事で、
お客さんを不快にし、
リピートを逃すのはもったいない。

あの整体の先生、
とても良いんだけど臭いが。

結構聞くお話しです。

まとめ

接客対応を行う上で、
絶対に忘れてはいけない「感覚」があります。

それは、
「自分は知識のある人」で
「お客さんは知識のない人」であるという事です。

接客を自分のペースで流したい気持ちはとてもわかります。
しかし、
お客さんの気持ちを置き去りにした時、
お客さんは離れていってしまいます。

「清潔感」に気を配り、
「お客さんを想った」接客対応をして、
たくさんの信頼を得て予約をいっぱいにして下さいね!
応援しています^^

関連記事